OpenSSLにおける境界外書き込みの脆弱性
3行でわかる
01何が起きたOpenSSLに境界外書き込みの脆弱性が発見された。
02注意すべき人・企業影響を受けるバージョンのOpenSSLを使用しているユーザー。
03今すぐの対策影響を受けるユーザはすぐにアップデートを行うべき。
概要
OpenSSL Projectより、OpenSSL Security Advisory [16th October 2024]が公開され、信頼できない値を用いた場合に低レベルのGF(2^m)楕円曲線APIにおいてメモリの境界外読み取りまたは書き込みが発生する脆弱性が報告されました。
影響を受ける製品
- OpenSSL 3.3.3 より前の 3.3.0系バージョン
- OpenSSL 3.2.4 より前の 3.2.0系バージョン
- OpenSSL 3.1.8 より前の 3.1.0系バージョン
- OpenSSL 3.0.16 より前の 3.0.0系バージョン
- OpenSSL 1.1.1zb より前の 1.1.1系バージョン
- OpenSSL 1.0.2zl より前の 1.0.2系バージョン
OpenSSL 3.3、3.2、3.1、3.0向けのFIPSモジュールは本脆弱性の影響を受けません。
想定される影響・悪用状況
アプリケーションのクラッシュあるいはリモートコード実行が行われる可能性があります。ただし、本脆弱性が悪用可能となるようなアプリケーションが稼働している可能性は低いとされています。
深刻度
深刻度は低(Severity: Low)です。
対策
アップデートパッチ適用:ソフトウェアやファームウエアに発見された脆弱性や不具合を修正するための更新プログラムを適用し、システムを安全な状態に保つこと。詳しく見る →する
影響を受けるバージョンに対しては、以下の修正バージョンがリリースされています。
- OpenSSL 3.3.3(3.3系ユーザ向け)
- OpenSSL 3.2.4(3.2系ユーザ向け)
- OpenSSL 3.1.8(3.1系ユーザ向け)
- OpenSSL 3.0.16(3.0系ユーザ向け)
プレミアムサポートカスタマ向けには以下の版でも修正が提供される予定です。
- OpenSSL 1.1.1zb(1.1.1プレミアムサポートカスタマ向け)
- OpenSSL 1.0.2zl(1.0.2プレミアムサポートカスタマ向け)
※本記事は、公的機関が公開した情報をもとにSECURITY DRIVE編集部が要約・解説したものです。正確な内容は出典の一次情報をご確認ください。