DEEBOT PRO M1、DEEBOT PRO K1VACおよびECOVACS PROにおける複数の脆弱性
3行でわかる
01何が起きたDEEBOT PRO M1、DEEBOT PRO K1VACおよびECOVACS PROに複数の脆弱性が発見された。
02注意すべき人・企業これらの製品のユーザーが対象。
03今すぐの対策対象製品を使用している場合は、修正バージョンへのアップデートを確認してください。
概要
ECOVACS ROBOTICSが開発し、日本国内ではHellohas Robotics株式会社が提供するロボット掃除機DEEBOT PRO M1、DEEBOT PRO K1VACおよびスマートフォンアプリECOVACS PROには、複数の脆弱性が存在します。
影響を受ける製品
CVE-2026-66403、CVE-2026-66404、CVE-2026-66405、CVE-2026-66406、CVE-2026-66407、CVE-2026-66408、CVE-2026-66409、CVE-2021-31698、CVE-2026-66411
- DEEBOT PRO M1 M1-1.7.27より前のバージョン
- DEEBOT PRO K1VAC V1.7.821より前のバージョン
CVE-2026-66410
- Androidアプリ「ECOVACS PRO」1.3.82より前のバージョン
- iOSアプリ「ECOVACS PRO」1.3.82より前のバージョン
想定される影響・悪用状況
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
- 特定のポートを介して当該製品が保存しているフロアマップやログ情報を取得される(CVE-2026-66403)
- MQTTを介して当該製品の操作履歴や動作ログを取得される(CVE-2026-66404)
- Telnet経由で当該製品にログインされる(CVE-2026-66405)
- 管理者権限で任意のコードを実行される(CVE-2026-66406)
- 通信内容を傍受されたり設定を変更されたりする(CVE-2026-66407、CVE-2026-66410)
- ロボット本体への物理アクセスにより特定の操作を行われた場合、rootパスワードを取得される(CVE-2026-66408)
- ホットスポットパスワードを解析され、ロボットのアクセスポイントに接続される(CVE-2026-66409)
- 当該製品で使用しているQuectel EG25-Gデバイスの既知の脆弱性既知の脆弱性:すでに公表され、更新プログラムも提供されている脆弱性を指す。詳しく見る →(CVE-2021-31698)の影響を受け、当該製品上で任意のコードを実行される
- 認証認証:アクセスしてきた相手が名乗っている通りの本人であることを確認する仕組み。詳しく見る →無しでロボットを操作される(CVE-2026-66411)
対策
開発者によると、本脆弱性の影響を受ける可能性のあるユーザへの周知および対象製品の修正バージョンへのアップデートパッチ適用:ソフトウェアやファームウエアに発見された脆弱性や不具合を修正するための更新プログラムを適用し、システムを安全な状態に保つこと。詳しく見る →はすでに完了しているため、ユーザによる追加対応は不要とのことです。
※本記事は、公的機関が公開した情報をもとにSECURITY DRIVE編集部が要約・解説したものです。正確な内容は出典の一次情報をご確認ください。